top of page
執筆者の写真Yamada Yuka

ブロガーとして生きるということ

更新日:2023年2月1日


はじめまして。

私は当ブログを運営しているYamada Yukaと申します。

「ブログを書こう!!」と思い立ってから紆余曲折あり、このサイトを開発するに至りました。ただただ文章を書き、そのときそのときの思いや考えを綴り、世界に残すということは、私にとって、とても大きな意味があります。


小さい頃から、ミヒャエル・エンデや太宰治、山田詠美が好きだった私は、小説という「物語の世界」によって、文章の尊さを知りました。ファンタジックな場面に触れられるのも醍醐味ですが、小学生だった当時の私が衝撃を受けたのは、太宰治さんの『人間失格』にある、家族の茶の間を描いたシーンでした。客観的にみると、どこにでもあるような家族風景であるその一幕が、主人公の眼を通して観ることによって、とても異様で異質なものかのように感じられるのです。それって、すごいことではないでしょうか。


自分の中にはなかった、日常を異常な感覚で捉えるという描写は、ひどく私の胸を打ちました。そして、私は「文章の力」を知ったのです。


「文章は、人の在り方を変えられる」言い換えると、「言葉は、人の価値観を変えられる」それが「文章の力」です。


幼い頃の私は、どこか世界に批判的な側面を持っていました。あらゆることに「普通」や「一般」という定義があり、そこから離れると「特別」や「特殊」なものとなってしまう、そういう世界の在り方への納得のいかなさです。「だって、例外はどこにでもあるじゃない」それが私の心の中の声でした。


その心の声を具現化してくれたような作品があります。『鋼の錬金術師』です。錬金術師として生きる兄弟の話の中で、人間の七欲を備えたホムンクルスという存在が現れます。ラスト(色欲)、エンヴィー(嫉妬)、スロウス(怠惰)、プライド(傲慢)、グラトニー(暴食)、ラース(憤怒)、そして、グリード(強欲)です。


私が最も共感したのは、グリードの「ありえないなんてことはありえない」という言葉でした。それはまさに、「例外はどこにでもある」と考えた私の気持ちを、代弁してくれているかのようでした。私の心が震えた瞬間です。これもまた、「言葉の力」ではないかと思います。マンガの作品でも、記憶に残るのは言葉が多く、キャラクター一人一人の生き様は、私の中に「生きた跡」を残します。言葉というのは、文章というのは、それぐらい大きな力を持っているものなのだと、私は感じてきました。


「ブロガーとして生きる」ということは、「言葉の力」を使わせてもらうということです。情報をわかりやすく伝えるのも大切なことですが、考え方、感じ方、生き方、学び方、それぞれの在り方を、「生きた跡」を残せる場所が手に入るのです。なんて素敵なことでしょうか。子供の頃の私が、今の世界を知り、ブログという発信源が将来手に入ることをイメージできていたら。きっと価値観も想像力も、まったく異なった感覚をもっていたのではないかと思います。そういう意味では、今を生きる子供たちは、私の世代では思いつかない感覚を持って生きているのかもしれません。実際、そう思うことは多々あります。


大人になった私は、家事業をして、仕事をして、心理学や哲学といった専門の勉強をして、貯蓄や資産形成を学び、「当たり前なことを当たり前に与えてもらえることに感謝する」気持ちを持てるようになりました。人からの思いやりであったり、気遣いであったり、ちょっとした心遣いで、自分には多くのものが与えられていることに気づきます。


それは、ご飯を炊いてくれているときであったり、ごみを捨ててくれているときであったり、仕事でミスをしても優しくフォローをしてもらえるときであったり、自分の機嫌がわるいときもそばにいてもらえることであったり、わからないことを尋ねたときに親切に答えてもらえることであったり、そういったこと一つ一つが、相手からもらえる尊い心遣いなのだと、感じるのです。


今飛び込んでいるAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトの世界でも、そういった感覚があります。おはようと言い合える関係があり、お互いにおすすめのものを見つけて紹介したり、日常の報告をして、時には楽しく、時には沈んだ気持ちを分かち合いながら、活動できるのです。そこには、良い意味での「言葉の力」が宿っていくと、私は感じています。


だからこそ、今、私は、お仕事としてだけではなく、生きがいとしても、ブロガーを始めたいと思っています。ジャンルは雑記ブログといえるのかもしれません。これまでに考えてきたことや、これから感じていくこと、学んだことなどを徒然に書いていきます。


もし、何か説明したい情報があったら、またそのときに合わせたブログの書き方を考えるかもしれませんが、現状はこのままの形で進んでいくと思います。


読み物として、少しでも形となれるように、日々精進しながらブロガーとして生きていきたいと思います。どうかこれからも、温かい目で見守っていただけたら幸いです。









Amazonと楽天ROOMのリンクです。

楽天ROOMでは私のおすすめ品をまとめています。










今回はそれぞれの作家様のおすすめの作品をまとめました。

『鋼の錬金術師』と『はてしない物語 上』はkindle unlimitedでは¥0で読めます。

『A2Z』はアルファベットの面白さを味わえる作品です。



閲覧数:31回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


記事: Blog2 Post
bottom of page